今年のゴールデンウィークはイベントが盛りだくさんでした。
まずは5月4日、飯能からバスに乗って揺られる事30分くらい、
間野黒指という普段は一日5本位しかバスが走ってない里山で、
一年に5月と11月に二度お散歩マーケットというイベントが開催されます。
そのイベントでギターの師匠がいつもライブをやっていて見に行きました。
このお散歩マーケットは歩いて一時間くらい山を登りながら、
その地域に住んでいる方々が途中で手作りのケーキやコーヒーを売っていたり、
その地域で採れた山菜や手作りジャムだったりを販売してもてなして下さいます。
そしてその家ごとにスタンプが置いてあって集めて楽しむことも出来ます。
この時期の里山は色々な花が咲いていたり新緑の中を歩いて春を沢山感じることができます。
このイベントに来ている方々は小さい子供から高齢の方々まで、
多くの世代の方々を楽しませてくれます。
ちょっとだけきついも登り坂もあったりするんですが、
途中の家で休憩をしてジュースを飲んだりお店の方々とお話をしたり、
気が付いたら山頂にたどり着きお弁当を食べてとのんびりを味わうことが出来ます。
こんな感じの雰囲気です。
去年の写真で申し訳ないのですがこんな感じでお店やってます。
歩いていると沢山の花や蝶々がお出迎え。心が癒されます。
そして1時間30分くらいかけて山を登り降りてきたら、
ふもとの公民館で師匠がライブしていました。
師匠たちは10時くらいから30分くらいのライブを休憩をはさみながら、
3回もやっていたそうです。ごくろうさまです。
膝が痛くて立つのが辛いみたいなんですが、
ギターは離さないスタイル。
かっこよすぎです。
こんな感じで気分をリフレッシュしておうちに帰りました。
そして5月6日は最近よくいくカフェでクラムボンの原田郁子さんと、
アルゼンチンからきたAnabella&DEFINさんのライブがあったので見に行きました。
この日はカフェの15周年記念イベントだったみたいで大盛況でした。
Anabella&DEFINさんたちはギターとボーカルのデュオで透き通った歌声と、
ボサノバなのかな僕もちょっと詳しくはわからないんですが、
ゆったりと少しノスタルジーを感じさせるギターの音色と
あまり聞きなれないスペイン語がスーっと胸に入ってきて気持ち良かったです。
ギターの演奏の参考にもなりました。
なんだろあんな感じで自由に歌うことができたら楽しいだろな、とか
朝の散歩をしている時にさえずってる鳥たちを想像してしまいました。
歌を聴いているうちに段々昔の事を思い出してきて、
この人に会ったからひきこもりをやめる事ができたんだよな。とか
この時はこうだったなとかあーだったな。とか
思い出してくる場面はいつも人生のどん底で、
きつかったなとか辛かった時の思い出ばかり。
でもいつもそばにいてくれたのはrei harakamiとclammbon。
こうやってまたライブを見に来ることが出来て嬉しかったです。
原田さんの新曲が最後に今は亡きrei harakamiの曲で終わるのですが、
その曲を大きなスピーカーで聞けるとは思ってもいなかったので、
色々な感情があふれ出して涙を止めることが出来ませんでした。
僕も誰かの人生のどん底で寄り添えるような歌を歌ってみたいです。
最後ライブが終わってサイン会がありました。
原田さんの作品は大体持っていたし、
あまり物欲ある方ではないのでどうしようかと思ったのですが、
こんなにゆっくりお話しする機会もなさそうだし、
人生が変わるきっかけを頂けたお礼を言わせてもらおうと、
聴くことのできないレコードを買いました。
だけどお礼を言うつもりが言えずに、
なんかずっと青と黄色が好きですと連呼していました。
いつものお姉さんにも15周年おめでとうございますと言えて嬉しかったです。
楽しいゴールデンウィークを過ごせました。