40歳も過ぎ趣味という趣味もなくただ過ごしていてはもったいないと思い、何かないかなと…
アニメゆるキャン△を見ていて一人でボーっと過ごしている主人公の志摩リンちゃんの姿に、なんかいいな。こんな風に時間を過ごせたら楽しそうだな。と一念発起。
ちょっとづつアイテム揃えようやくキャンプへ行くことが出来ました。
今回のキャンプで感じた事や、次回への課題を踏まえて記しておこうと思います。
埼玉県飯能市の山奥、バスに揺られて50分位の所のキャンプ場へ行ってきました。
バスを降りて山道の車道を歩くことに。想像はしていたけど思っていたより遥かにきつかった。
たまに近くの山を登ることがあったのでまぁ大丈夫だろうとタカをくくっていました。
だが、実際は60リットルのリュックサックにテントやらタープなど積んでの山道は、
何の訓練もしていないおじさんには、結構ハードルが高く、息はゼーゼー、2,3分歩いては前にかがんで休憩、何度もグーグルマップを見直しては残り何分で着くか確認し、
挙句の果てには道を歩いていた釣り人さんに「後ちょっとですから頑張って!」と励ましてもらいながら、泣きそうになりながら30分かけけようやく到着しました。
辛い思いをした甲斐がありました。そこに広がっていた景色がこちら。
鳥のさえずりが聞こえ、沢の水の流れる音、雨の滴る音以外は何も聞こえない真空の空間みたいな感じで、頭がクリアになっていく気がしました。
テントはこんな感じに張りました。
キャンプのご飯はよくYOU TUBEなどでは、いろいろ凝ったことしていて憧れるのですが、僕は家に保管してある非常食の入れ替えをするために、レトルトのご飯やカレーやおでんで済ますことにしました。後片付けも簡単ですしね。
しかし、思った事が一つあってレトルトのご飯がなかなか美味しく温められない。鍋にお湯をはって、ただ温めるだけなんですが、粒が固いところが所々にあって少し残念なご飯になってしまいます。
これだったら、お米を持って行って炊いたほうがいいのかなぁ。ガス缶使ってコスパも悪い気がします。
キャンプに行くと時間に余裕が出来るので普段家ではやらないような事をします。
例えば、コーヒーを淹れてみたり、ミルで砕いてゆっくり蒸らしてほのかに薫る豆の匂いがたまらないのです。
もしもの時のために音楽もダウンロードしたのですが、なかなかこんな静かな場所でゆっくりなんて他では味わえない。勿体ないので家で聞くことにしました。
やる事もないので凜ちゃんのように本を持って行ったのですが、特に読むこともなく、
何も考えずにただボーっとしているだけ。
そして、焚火のために薪を短く、黙々と切る。
ただ切るということに集中する。
そうこうしているともう夕方になり焚火を始める
無駄のない無駄な時間、炎を眺めながら今を見つめる。そして、火が消えないように薪をくべる。今出来ることをただやる。
パチッと爆ぜる火の粉の瞬間、肌に伝わる炎の感触。
気づくと日頃追われている考えなくていいことも忘れてしまい、夜もふけて朝が来る。
また、今日が動き始める。
とまぁ、こんな感じでリフレッシュするのです。
次回への課題、
今回荷物が多すぎてしまいリュックが壊れてしまいました。
体力のない僕が雑に扱ってしまったのが原因です。
あくまで山道を30分歩いて行くことが前提なんですが、
出来るだけ現地調達出来るものは現地で調達すればいいかなと思いました。
例えば、ビールなどは少し高くなってしまいますが、3本あれば1キロ位軽くなりますし、タープなんかも持って行かなくて、雨が降ったら借りればいいかな。とかです。
今回で2度目のキャンプだったのですが、少しづつキャンプギアを軽量化すれば、もう少し楽にここに来ることが出来そうです。
とてもいいロケーションなので、体力をつけてまたここに遊びに来たいです。