tayutaoの日記

ミニマムに生きて人生の余白で楽しい事をしたい!

最近の料理報告!!!

こんにちは最近ハマっている料理。

手作りのものを紹介していきたいと思います。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、

無印良品で購入した土鍋でご飯を炊く事にしました。

なぜ土鍋でご飯を炊くことにしたかと言いますと、

キャンプやバーベキューの時に食べたメスティンで炊いたご飯が、

米がたっていてつやつやして美味しくて、

家でもどうにかならないかなっと思っていたら、

無印良品で土鍋が売っていたので試しに買ってみました。

確かにお釜で炊くごはんよりは少し面倒でした。

何が面倒かといいますと、

お釜だと予約するだけでご飯が炊くのでとても便利です。

土鍋だとお米を20分つけてから、

火をつけて約12分、

20分ほど蒸らしてと少し目が離せません。

しかし炊けたご飯はつやつやだし、

火加減によってはおこげが出来たり、

ちょっとした手間でおいしいご飯が炊けました。

保温性もあり春の比較的暖かい時期には30分くらい暖かいままです。

次に紹介したいのは手作り餃子です。

餃子は餡から作るんですが、

以前にまとめて作った冷凍のあめ色玉ねぎを解凍して、

お弁当用に買っていた冷凍枝豆とひき肉、

調味料は塩、コショウ、ナツメグ

スーパーは本当によくできていて、

小サイズのひき肉を買うと、

丁度餃子の皮20個分作ることが出来ます。

皮とひき肉で300円位で作ることが出来て、

僕は一度に5個くらい食べることが出来たら満足なんで、

後はタッパーに入れて冷凍保存します。

ひき肉をこねて餡を包むのに30分位で作れちゃいます。

何もない休日に家族でやってしまえばあっという間に出来ると思います。

焼くとこんな感じです。

お肉の味がしっかりしていて美味しいですよ。

次に紹介したいのはスパイスから作るキーマカレーです。

以前働かせていただいた喫茶店がスパイスから作っていたので、

僕も見様見真似で作ってみました。

スパイスはキャンプの時に買ってそれ以来使ってなかった、

エスビーのカレースパイスに、

あとは適当にコリアンダーやシナモンを使いました。

まずはひき肉を塩コショウで炒めます。

そのなかに冷凍のあめ色玉ねぎに作り置きの野菜炒めと、

キムチに使う冷凍リンゴを温めます。

あとはノリと勢いでカレースパイスを入れるだけ。

正解がよくわからないので後は味見をしながら、

シナモン、コリアンダーを入れて完成。

多分エスビーのカレーパウダーが丁度いい感じなので

何とか作ることが出来ました。

15分位で作ることが出来てルーから作るより簡単でした。

小麦粉が入っていないので少し緩いですが、

肉の食感がしっかり味わえて美味しかったです。

最後は母が生きていたころによく作っていた、

梅シロップを作ることにしました。

最近コーラなどの炭酸ジュースを買うことが多くなり、

自分でも作ることが出来ないかなと思っていたら、

家事友まぁちゃんがレシピをブログでアップしていたので、

僕も真似して作ることにしました。

作り方は超簡単。

4リットルの梅酒用の瓶に綺麗に洗った梅と氷砂糖を

交互に入れて2週間くらいグルグル回すだけ。

お玉ですくってマグカップで飲む梅ソーダは、

母の思い出の味がしてとても美味しかったです。

 

以上報告を終わります。

読書感想「自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと」著 四角大輔 著

 

夢見ていた10代を過ごして大学生になって青春を謳歌

新しい希望を抱いて社会に出て出会う大きな壁。

もちろん10代で芽を出して花咲く方もいれば、

社会に対して疑問を持ち距離を置いてしまった10代を過ごした方。

人間関係に疲れ孤独な日々を過ごしたり、

様々な方たちがいると思います。

そんな方たちに共通して言えるのは、

色々な物を背負いすぎて苦しくなっていませんか?であったり

見えない期待で本当の自分の声をかき消していませんか?

という疑問に答えてくれているのが、

四角大輔さんが書いたこの本だと思います。

 

もちろん成功して何の問題もなければこのブログは無視してもらって構いません。

 

この本の作者、四角大輔さんは音楽プロデューサーとして、

平井堅さん、綾香さん、ケミストリーさん等を、

ミリオンヒットさせたにもかかわらず、

仕事を辞めて夢であったニュージーランドへ移住しました。

半自給自足の生活を営みながら50代を過ぎてから、

小説を書くという夢に向かって生きている方です。

僕はこの本で捨てたらいいものを少し抜粋していきたいです。

 

「決めつけを捨てる」

こうしたい、こうあるべきだ、こうしなきゃ、これはしたくない等、

誰でも自分に合った自分の中のルールがあると思います。

でもそのルールの責で新しい自分の道を閉ざしていませんか?

確かに、今までの自分はそのことが苦手で失敗してしまった過去、

傷つかないように自分を守っていてくれた大切な「自分ルール」

でもその自分って今の自分にあてはまってる?

あの時は周りの環境の雰囲気に流されて出来なかったけど、

今の自分はあの時の自分と本当に同じ自分?

きっとその時は出来なかったことが出来るようになっていたり、

自分の周りにいる人たちはどんどん変わってきていると思います。

あの時は出来なかったそれはしょうがない事として受け止めて、

でも今の自分だったらどうだろう?

もちろん今回も駄目だったりするけど、

まわりでは応援してくれる仲間が出来たり、

自分が変われば自分の周りにいる人達も、

影響を受けて変わってくると思います。

 

「結果が気にいらなかったとしても、

自分で選んだ行動だったらいつでも修正できる。

無意識のうちに、無駄な重荷を背負い続けている方が危険だ。

もしうまくいったなら、また一つ、

自由な自分になれたってことだ。」

by四角大輔

 

初夏の昭和記念公園撮影会とバーベキュー

6月1日に憧れの写真家むらいさちさんのカメラ撮影会に参加しました。

昭和記念公園は自分の家からは少し離れていて、

名前は聞いたことがあったけど行ったことがなくて、

気になっていた場所です。

天気はやや曇りで暑くもなくいい感じでした。

むらいさちさんの写真は淡いパステルカラーを基調とした、

ゆるっとふわっとした優しいテイスト。

見ていてかわいいな、って思える写真の撮り方を教わりに行きました。

まずは一枚こんな感じ。

ネモフィラがまだまだ咲いていてかわいかったです。

上手く白い花、ピンクの花、青の花がグラデーションに撮れました。

少し赤を基調として蝶々を一枚。

こちらは前回の撮影会の時に教わった主人公の撮り方です。

レンズを変えて虫の写真です。

蒼い世界に蜂がやってきました。

マクロレンズでパシャ。

ハーブ園にて色んな花たちの競演。

 

とこんな感じです。

さちさんは僕より少し年上の方ですが、

僕が言うのもなんですが少年のような方、

写真を撮るときはかなりカッコいいんですが、

スタッフさんとのやりとりは無茶苦茶で、

全然かみ合っていないし、

いつも朗らかな雰囲気の中、

カメラのレッスンが流れていて、

僕は勉強とかが苦手だから、

遊びながら写真を撮って見てもらって、

アドバイスをして貰える感じが好きです。

2月位に南極に行って面白い話を聞かせて頂いたんですが、

まだまだ納得のいく写真が撮れないと言っていて、

また行きたいと言っていました。

やっぱり夢を追いかけている人の瞳は綺麗だし、

行動して得た経験の話は何より面白い。

僕はさちさんみたいに写真家として写真撮っているわけではないですが、

いい作品を作りたいという情熱は、

心を刺激してもらえます。

二時間のレッスンはあっという間に終わってしまい。

午後からはバーベキューをみんなでしました。

写真仲間とこういうイベントに参加したことがなかったんですが、

初めて会った方たちとも上手に会話もできたし、

少しづつですけれども社会に出ていくリハビリにもなり、

自信も少しついてきました。

さちさんはチューハイを2缶くらい飲んだら、

酔っぱらって寝てしまいました。

うん、少年だ。

この写真レッスンは千葉のマザー牧場に行ったり、

栃木の足利フラワーパークに行ったり、

沖縄の座間味島へ行ったり、

色々楽しい所へ連れて行ってもらえそうです。

友達のいない僕にとっては、

色々な所に行きながら好きな写真を撮って、

ワイワイできる仲間が出来そうで良かったと思います。

 

実践 ミニマルライフ4 調味料を軽くしてみる。

ミニマルに生きていくうえで実践している、

四角大輔さん著 超ミニマルライフには食生活についても詳しく書いてあります。

生活習慣病の恐れがある食べ物だったり、

体調不良の原因や慢性疾患の恐れのあるものを、

出来るだけ控えるようにすると

体調が整い日々の生活が軽くなると。

今の日本の中では便利になって欲しいものがいつでも入るようになりました。

そのおかげで僕たちは快適に過ごすことが出来て良かったと思います。

しかし腐らせないためとかで化学的なものが使われていることもある。

というわけで僕も元気に生きていけるように、

出来るだけ体にあまり化学的なものは取り入れないようにしてみようと思いました。

そこで今すぐには無農薬の物を手に入れるのはなかなか難しいので、

まずは調味料から始めてみました。

塩、だし、味噌、しょうゆ、料理酒、みりん、めんつゆ。

なぜなら調味料は一度買ってしまえばしばらく使うことが出来て、

野菜やお米に比べたら比較的安く変えることが出来るからです。

あくまでも自分は独身で一人分の料理しか作らないので始めることが出来たと思います。

 

一年ほどやってみての感想。

お味噌汁、うどん、そばの味がすっきりしました。

トゲのない優しい味です。

ちょっと前までは味が濃いのが美味しいと思っていましたが、

味が薄くても香りが良かったり風味があるだけで全然違うなと思いました。

塩分も少なくなるのでつゆもしっかり味わうことが出来ます。

そしてお弁当や外食の回数が減りました。

家でおいしいものが食べれるならわざわざ外で食べなくてもいいかな。

食費がだいぶ減りました。

今は何か自分へのご褒美だったり病気で作る気力が無くなった時に、

外でおいしいものを食べたい気持ちになりました。

話題が変わりまして最近ハマっているのがぬか漬けです。

無印で1000円以下で買うことが出来てキュウリやナスやセロリを入れるだけで、

次の日には美味しくなっています。

面倒なかき混ぜも毎日じゃなくていいので、

入れる前にかき混ぜて取った後かき混ぜてで超楽ちんです。

こちらは鶏むね肉のキムチ蒸しです。

前に紹介した手作りキムチの残った汁がもったいなかったので、

何かに使えないかなと考えせいろで蒸し鶏を作るとき使いました。

作り方は簡単でグラタン皿に料理酒で漬け込んだ鶏肉を、

塩でまぶしてキムチの残り汁をかける。

その上にとろけるスライスチーズをのせて、

せいろで20分蒸すだけ。

鶏肉のエキスとキムチの辛味そしてチーズの塩っけが絶妙で、

汁まで残さず食べることが出来ます。

 

本日の参考にさせていただいた本です。

気になった方は是非。

 

お散歩マーケットと原田郁子

今年のゴールデンウィークはイベントが盛りだくさんでした。

まずは5月4日、飯能からバスに乗って揺られる事30分くらい、

間野黒指という普段は一日5本位しかバスが走ってない里山で、

一年に5月と11月に二度お散歩マーケットというイベントが開催されます。

そのイベントでギターの師匠がいつもライブをやっていて見に行きました。

 

このお散歩マーケットは歩いて一時間くらい山を登りながら、

その地域に住んでいる方々が途中で手作りのケーキやコーヒーを売っていたり、

その地域で採れた山菜や手作りジャムだったりを販売してもてなして下さいます。

そしてその家ごとにスタンプが置いてあって集めて楽しむことも出来ます。


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この時期の里山は色々な花が咲いていたり新緑の中を歩いて春を沢山感じることができます。
このイベントに来ている方々は小さい子供から高齢の方々まで、

多くの世代の方々を楽しませてくれます。

ちょっとだけきついも登り坂もあったりするんですが、

途中の家で休憩をしてジュースを飲んだりお店の方々とお話をしたり、

気が付いたら山頂にたどり着きお弁当を食べてとのんびりを味わうことが出来ます。

こんな感じの雰囲気です。

去年の写真で申し訳ないのですがこんな感じでお店やってます。


歩いていると沢山の花や蝶々がお出迎え。心が癒されます。

そして1時間30分くらいかけて山を登り降りてきたら、

ふもとの公民館で師匠がライブしていました。

師匠たちは10時くらいから30分くらいのライブを休憩をはさみながら、

3回もやっていたそうです。ごくろうさまです。


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膝が痛くて立つのが辛いみたいなんですが、

ギターは離さないスタイル。

かっこよすぎです。

こんな感じで気分をリフレッシュしておうちに帰りました。



そして5月6日は最近よくいくカフェでクラムボン原田郁子さんと、

アルゼンチンからきたAnabella&DEFINさんのライブがあったので見に行きました。

この日はカフェの15周年記念イベントだったみたいで大盛況でした。

Anabella&DEFINさんたちはギターとボーカルのデュオで透き通った歌声と、

ボサノバなのかな僕もちょっと詳しくはわからないんですが、

ゆったりと少しノスタルジーを感じさせるギターの音色と

あまり聞きなれないスペイン語がスーっと胸に入ってきて気持ち良かったです。

ギターの演奏の参考にもなりました。


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そして原田郁子さんのライブはクラムボンの歌を交えながら、

なんだろあんな感じで自由に歌うことができたら楽しいだろな、とか

朝の散歩をしている時にさえずってる鳥たちを想像してしまいました。

歌を聴いているうちに段々昔の事を思い出してきて、

この人に会ったからひきこもりをやめる事ができたんだよな。とか

この時はこうだったなとかあーだったな。とか

思い出してくる場面はいつも人生のどん底で、

きつかったなとか辛かった時の思い出ばかり。

でもいつもそばにいてくれたのはrei harakamiclammbon

こうやってまたライブを見に来ることが出来て嬉しかったです。

原田さんの新曲が最後に今は亡きrei harakamiの曲で終わるのですが、

その曲を大きなスピーカーで聞けるとは思ってもいなかったので、

色々な感情があふれ出して涙を止めることが出来ませんでした。

 

僕も誰かの人生のどん底で寄り添えるような歌を歌ってみたいです。


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最後ライブが終わってサイン会がありました。

原田さんの作品は大体持っていたし、

あまり物欲ある方ではないのでどうしようかと思ったのですが、

こんなにゆっくりお話しする機会もなさそうだし、

人生が変わるきっかけを頂けたお礼を言わせてもらおうと、

聴くことのできないレコードを買いました。

だけどお礼を言うつもりが言えずに、

なんかずっと青と黄色が好きですと連呼していました。

いつものお姉さんにも15周年おめでとうございますと言えて嬉しかったです。

楽しいゴールデンウィークを過ごせました。

 

 

 

 

 

 

 

 

四月は料理強化月間!!!

今月は今までないがしろにしていた料理をしっかりやってみようと思い、

家事友の方々と色々お話をする機会があったので「いざ実践!」

ということでまず手始めに作った食べ物はキムチ。

普段はスーパーで200円くらいのを買っていましたが、

自分で作ると全然違うよ。と教えていただきました。

材料は業務スーパーで全部そろえることが出来ました。

キムチ用唐辛子とナンプラーぐらいがなかなか使うことがない材料で、

後の調味料は砂糖、はちみつ、しお、小麦粉とイカの塩辛の代わりにだしの素を使いました。

調味料を全部そろえて1500円位だったかな。

あとはにんにく、たまねぎ、白菜、しょうが、りんご、

作り方は簡単で白菜を一口サイズに切って塩で揉んで一時間ほど漬けておいて、

その間にニンニクやショウガやリンゴをすりおろして、

他の調味料を混ぜて一時間たった白菜と混ぜるだけ、超簡単。

結構いっぱい作れました。

味は自分が作ったってのもあるけど、

ツンっとした辛さとデレっとしてくれる甘さが新鮮で本当においしかったです。

辛さ甘さは自分好みの味ができるよって家事友が教えてくれました。

これからが自分好みに調整するのが楽しみです。

混ぜ混ぜ中のキムチ

出来上がりのキムチ 漬けてすぐ食べるシャキシャキスタイルから、

じっくり味がしみ込んだしんなりスタイルまで味わえます。

 

次に始めたのは最近3時のおやつ時にお腹が減ってしまい、

お菓子を食べてしまうことが多くてなんか他に腹持ちがいいものないかなと思ってました。

最初は電子レンジで蒸かすタッパーでサツマイモやジャガイモを食べていたのですが、

なかなか上手に蒸かすことが出来ずにパサパサだったり芯が残っていたり、

上手にできませんでした。

それでネットかなんかで調べて炊飯器でサツマイモを蒸かしました。

これが美味しくて今年の冬はずっと食べてました。

そしたら大好きな無印大好き声優の小原好美さんが、

無印良品で売っているせいろを欲しいて言っていたので、

僕も欲しくなり買ってしまいました。

ちょろいですね。

そしたら、これがかなりいい感じでした。

お鍋で10分位お湯を沸かし半分に切ったジャガイモやらカットされているかぼちゃをのせるだけ。

15分位ほおっておいたら出来上がり。

湯気までは写真に映せませんでしたがホッカホカの野菜たちです。

中までしっかり熱が通って食べ応えのある感触。

ジャガイモは塩を軽く振って食べるだけでビタミンをたっぷり取れてヘルシーです。

師匠が抹茶塩で食べるとおいしいよと言っていたので、

抹茶がなく粉末のお茶があったのでかけてみました。

うん、塩の味はするけど思ってたのとちょっと違う。

少し苦みが表に出た感じだったけど美味しくいただきました。

かぼちゃはなにもかけずに本当に甘くてサイコーでした。

とまぁこんな感じで鍋とか洗うのは面倒くさいけど、

普段とは違う感じで面白かったです。

この調子でまた料理ブログを更新出来たらいいなぁ。

と思う今日この頃でした。

休日の午後

この曲を聴きながらどうぞ。


www.youtube.com

2010年の春

ぽつんと赤茶の

アップライトピアノ

誰に

聞かれることもなく

誰と

目が合うこともなく

いつかまた訪れる

ピアニストがくるのを待っている

そっと静かに

待っている

 

るるるるるる

 

オレンジ色の

電車が走る

ちょっと忙しい街

商店街をくぐり抜けて

ビルの森をかき分ける

赤信号でちょっと休憩

横からピュッと

自動車の群れ

時計を見ると12時半

ちょっぴりお腹が

空いてきた

目的地までは

後ちょっと

信号が青に変わる

 

路地を右に曲がり

裏路地の茂みに潜む

秘密の基地

階段を降りて

扉を開けると

いつものお姉さんが

いらっしゃいませ

そこは

何もないが溢れてる

心地よいBGM

大きな窓から光がさす

心を満たして本を読む

なんて気持ちがいい

休日なんだ

 

そして

2020年の春

ぽつんと赤茶の

アップライトピアノ

誰に聞かれることもなく

誰と目が合うこともなく

いつかまた

いつかまた

いつかまた訪れる

ピアニストが来るのを

待っている

そっと静かに

そっと静かに待っている

 

るるるるるる

 

原田郁子さんの詩と自分の詩を合わせて

作品を作ってみました。